モンテッソーリ教育は、子供ひとりひとりの人格を完成させていくために、自分が思うとおりに動けるようにする(身体的)自立、また知性が生き生きと働くようにする(精神的)自律を目的としています。
また、自分に自信がもてるようになる、また自己肯定感を高めるなど個の確立した人間の育成や、宇宙的視野をもっ人間を育成することで、新しい人間による平和的な理想社会の建設ができていくことを目的としています。
そうした人が増えていくことで、差別や偏見をなくし、個性を尊重した平和的社会が世界全体にひろがればいいとおもっています。
わが子が通っていた海外のモンテッソーリ小学校では、早い段階で人種の違いや、宗教のちがいをそれぞれの方法で学び一人ひとりが『ちがう』ことも理解していきました。
個の個性を観察しながら、楽しく一つ一つの敏感期に合わせた発達の援助をすることが私の役目だと感じています。
自由とは、何をしても許されること(=放任)ではありません。
モンテッソーリの自由とは、相手も自分も大切という考えにある『制限ある自由』、
また、心身の発達に必要な活動ができる環境である『適切な環境の中での自由』
からなります。
ただ自由に遊ばせるというだけでなく、モンテッソーリ教育は自由の中にも集団のルールがあり、乱暴で無作法な行為は認められておりません。
そして一般的にいう『規律』とは、大人が教え込み、強制し制限することをいいますが、
モンテッソーリの『規律』とは、真の自由を保障され正常化した子供の内面からうまれる内的動機づけ(自己抑制)による積極的規律を表しています。
そうした精神のもと教育指導をおこなっていきます。
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